Techbook編集部

vc

前回、ソーシャルメディアがビジュアルコンテンツを求めて進化しているという考察を書きました。

中でもFacebookは動画・VRに大きな投資をしてビジュアルコンテンツに注力する姿勢を見せています。

また、従来はユーザー同士のコミュニケーションが中心だったFacebookが、InstantArticlesといった仕組みにより、今ではメディアとしての存在感も強めています。

さらにInstagramやWhatsApp・Messengerなども傘下に持ち、一見隙きのないように見えるFacebookですが、一時Snapchatを買収して、傘下に収めようとしたことで話題になりました。

今回は、なぜFacebookがSnapchat(≒ビジュアルコンテンツ)を求めたのか、その理由に迫ってみたいと思います。

FacebookがSnapchatを求めた理由

この図は、縦軸で「コンテンツがビジュアル(写真や動画)よりか、テキストよりかを表し、横軸は、それがコミュニケーションツールなのか、メディアなのかを表しています。

ソーシャルメディア3

青色で示したのがFacebookのグループですが、こうして図にしてみると、FacebookがSnapchatを買おうとしたのも納得できます。

動画コンテンツに注力し、InstantArticlesで多くのメディアを支配したFacebookが真ん中に大きく君臨し、左上にはインスタ、右下にはWhatsApp・Messengerの2つのコミュニケーションツールがありますね。そして明らかに足りてないのが、Snapchatのいるエリア。

10代・20代の若者に絶大な人気を誇っていることなど、この図では表現できない魅力もたくさんありますし、FacebookがSnapchatを買収したかったのもうなずけます。

また、SnapchatにはDiscoverというメディアがコンテンツを配信できるプラットフォームが備わっています。これはFacebookのInstantArticlesに近い機能ですが、Discoverはスマホに最適なタテ型の動画や画像が多く、よりビジュアルコンテンツに特化しています。

Snapchatはコミュニケーションツールとしてだけでなく、メディアとしても、Facebookにはない部分を持った魅力的なサービスと言えるでしょう。

参考:「スナップチャットの動画コンテンツ6選!「Discover」のおすすめチャンネルは?」

Facebookがビジュアルコンテンツを求めた理由

Facebookのような、スタートした当初はテキストよりだったサービスが、ビジュアルコンテンツを求めて進化したのは、以下の理由が考えられます。

ネット社会になって、私たちは毎日34ギガバイトの情報にさらされていると言われています。どれくらいの量かというと、平均10万語の文字に匹敵します。この情報のうち99%はフィルタを通して除去されてしまうのだそうです。せっかく情報がユーザーに届いても、99%は除去されてしまうのです。

では、1%に残るにはどうしたらいいのか、その答えがビジュアルコンテンツです。

日本のことわざに「百聞は一見にしかず」というものがありますが、西洋では1枚の写真は1,000文字分の価値があると言われます。 写真などの映像に対する情報処理は速く、膨大に長期間記憶に残ると言われています。右脳で処理するため、映像情報は文字情報よりも60,000Xも速く、脳に届く90%の情報は映像だとも言われます。

出典:「インスタグラム・マーケティング入門」ー山田智恵 (著), 江藤美帆 (監修)

そして、今後はVRコンテンツが中心になっていくでしょう。

左脳で処理するテキストより右脳で処理する画像・動画のほうが、はるかに記憶に残るということですが、VRの場合、動画なんかの比ではありません。

今後もFacebookやSnapchatがどのような進化を遂げるのか、またはVRで新しいプレイヤーが出てくるのか、非常に楽しみです。

まとめ

FacebookやSnapchatだけでなく、InstagramもTwitterも目指す方向は同じです。

画像や動画、VRコンテンツを充実させ、ユーザーへの訴求力を高めること。

そして、各媒体がコンテンツを配信しやすい仕組みを整えること。

もはやメディアはFacebookやSnapchat、Instagramを無視することはできません。

各ソーシャルメディアには魅力的なコンテンツが集まり、我々はそこでより多くの時間を過ごすことになるでしょう。

takahashi

このコンテンツを作った人: Hironobu Takahashi

1992年生まれ / グラフィックエディター / インフォグラフィックデザイナー / ビジュアル経済メディア「Visual Feed」運営 / Twitter ( @1992takahashi )

あなたもCBIBLEでクリエイティブワーカーになりませんか?→詳しくはこちら

Hironobu Takahashiへの質問・ご相談はこちらから!

会社名 (必須)

お名前 (必須)

メールアドレス (必須)

メッセージ本文


Techbook ?

GO

テックブックは、 一緒に成長できる仲間を募集しています。
テックブック(Techbook)にまつわる3つのこと