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COLUMN

- 2020.03.01 - CONTENTS MARKETING

パタゴニアは1972年からコンテンツマーケティングをやっていた。

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パタゴニア 最近の私は混乱していたように思う。

やれコンテンツSEOだSEOライティングだと、テクニックやノウハウばかりに目がいき、コンテンツマーケティングの本質を、脳の片隅に追いやってしまっていた。

コンテンツマーケティングは、単純にPVを集める方法でも、検索結果に上位表示させるSEOでもない。

そのことを思い起こしたのは、「社員をサーフィンに行かせよう」を読んでいるとき。

この本は、パタゴニアの創業者であるイヴォン・シュイナードが書いた本だ。

この本には、イヴォン自身の生い立ちから、パタゴニアで経験したさまざまな苦悩が書かれている。

でも、ほとんどは本稿と関係ない。私の脳天に雷が落ちたのは、この文章だ。

1972年に「クリーククライミング」のエッセイを載せたシュイナード・イクイップメント社のカタログを発行して以来、私たちはカタログの主要な用途は顧客への意思伝達だと考えてきたークライミング哲学に変化を促すこともあれば、2004年に行ったように、環境保護のための署名や投票を呼びかけることもある。ただ単にさまざまな物語を伝えるだけのこともある。ともあれ、そうした目的を果たした上で、製品を紹介している。

長年の経験から、私たちは理想的な比率を探り当てた。すなわち、55パーセントを製品の紹介に、45パーセントを私たちのメッセージ(エッセイや物語やイメージ写真)に充てるのだ。実際、この割合よりも製品の紹介を増やすたびに、売上げが落ちている。

ああ、何てことだ。

1972年にパタゴニアが行っていたコンテンツマーケティングこそ、本質的な意味で正しい。(シュイナード・イクイップメント社とは、パタゴニアの前身にあたる会社。)

当然、PVを多く集めるコンテンツの方が影響力は高いし、上位表示すれば継続的にアクセスを集められる。

ただそれは、コンテンツマーケティングの本質ではない。

「顧客と長期的な信頼関係を育む」ことこそ、コンテンツマーケティングの本質。

我々が取り組みを始めるはるか昔。パタゴニアは1972年からコンテンツマーケティングをやっていた。

自戒の意味を込めて。本質を忘れず、また今から仕事にとりかかっていきたい。

(ちなみに55%を製品の紹介に、45%を自社のメッセージにあてるという割合は、WEBマーケティングにおいても感覚的に正しい気がする。あくまで感覚的に、という話だが。)

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