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COLUMN

- 2020.03.01 - CONTENTS MARKETING

必見!ヒートマップツール主要機能3つ+有名サービス3選

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ECサイト運営者やWEBマーケティング担当者でも、ヒートマップと聞いても耳慣れない方もいるかもしれません。しかし、ヒートマップツールは今やWEBサイトやLPの効果分析における必須ツールです。

予算に余裕があると、WEBサイトを改修したりLPを新たに制作したりと、肝心な効果分析がおろそかになりがちです。しかし新しい取り組みをするよりも、ヒートマップツールをうまく使って効果分析をすることは時に重要なことです。特にサイト改修前後や、LPのブラッシュアップ前後に有用なので、ぜひ覚えておいてください。

今回はヒートマップツールの主要機能について、初心者にも分かりやすく解説をいたしますので、効果分析の具体的な方法をイメージしていただければと思います。そして最後に、有名サービス3選のサービス内容の比較をいたします。これからヒートマップを導入する予定がある企業のWEBマーケティング担当者は、特に必見の内容となっております。

1. ヒートマップとは?

ヒートマップはユーザーのサイト上でのアクションを、サーモグラフィーで表す機能です。該当のページに訪問してきたユーザーからよく見られたり、よくクリックされている場所は赤く表示し、逆に見られなかったり、クリックが少ない場所を青色に表示されます。

サーモグラフィー上で赤くなっている部分をみれば、ユーザーがWebサイトのどういったコンテンツに興味があるのかを分析できます。逆に青くなっている部分を見れば、ユーザーの興味をひくことができない不要なコンテンツという判断をすることができます。

2. 効果分析のためにヒートマップツールが必要

Google Analyticsなどのアクセス解析ツールを用いると、どのページで離脱したかという数字を計測することはできますが、何が原因で離脱したか?どれくらいのモチベーションで離脱したか?という「実際のサイト上での行動(体験)」までは計測することができません。

ヒートマップが必要なのか

このようなユーザーの「実際のサイト上での行動(体験)」を分析をするには、ヒートマップツールを使用して、注目されているコンテンツ、クリックされている箇所を確認する手法が最適です。

3. ヒートマップツールの主要機能3つ

ここでは、ヒートマップツールの一般的な機能をいくつかご紹介します。ツールごとに使える機能は異なりますので、その点はご了承ください。各ツールの紹介は、機能紹介のあとにつづきます。

3-1. アテンション(注目度)ヒートマップ

サイト上のどの部分が訪問者の興味を引いているか、どのコンテンツに関心があるのか、どの文章が読まれているか、またどの部分がスキップされているかなどを見ることができます。

3-2. クリックヒートマップ

訪問者がクリックしたリンク、画像、テキストなどを見ることができます。リンクの無い画像やテキストをユーザーがクリックしていることも分かるため、サイトの最適化を行うことができます。

3-3. スクロール率ヒートマップ

サイト上でどこまでページがスクロールされ、どこで離脱したのかを知ることができます。このことから、ページを離脱する原因がどこにあるのかを見つけることができます。

訪問者の実際のスクロール到達度を見ることで、ページの長さを調整したり、コンテンツの配置を見直すことが可能です。

4. ヒートマップツールの紹介

ここから有名ヒートマップツール3選のご紹介をいたします。

4-1. コンテントスクエア(旧クリックテール)

https://contentsquare.gaprise.jp/

コンテントスクエア(旧クリックテール)は、世界中で約100,000社が導入しているイスラエル産のツールです。

日本では株式会社ギャプライズが、イスラエルのクリックテール社のオフィシャルパートナーとして日本での販売・サポートを行っています。ヒートマップツールの最大手であり、他のツールと比べても機能面は充実しています。

またヒートマップの機能だけでなく、マウスの動きを録画して利用することができるため、ユーザーの実際の動きを取得したより深い分析をすることができます。さらに「Adobe Analytics」や「Google Analytics」といったアクセス解析ツールと連携が可能です。

4-2. user insight

user insight

http://ui.userlocal.jp/

日本発で、早稲田大学大学院の研究をもとに生まれた日本産のツールです。アクセス解析ツールという一面もあり、マウスの動きを録画して分析できるなど、豊富な機能を誇ります。

価格は月額5万円からで、UIがGoogle Analyticsと似ていて、初心者でも使用しやすいものとなっています。

ABテストツール「VWO」やメール配信システム「WEBCAS」とも連携しており、様々な分野で活用することができます。

4-3. Ptengine

pt-engine

https://www.ptengine.jp/

株式会社Pt mindが提供する中国発のアクセス解析ツールで、無料版と有料版(プレミアム版)があります。

月額15,000円から始められること、また最低1ヶ月から始められることで導入ハードルが他のツールに比べ非常に低いです。また、ヒートマップツールとしては最もUIのデザインが綺麗で使いやすく、そもそもアクセス解析ツールなので、分析出来る幅が他のツールと比べ広範囲です。

最近では世界シェアNO.1のABテストツール「Optimizely」とも連携しており、ABテスト時にスムーズに利用することができます。

5. ヒートマップツールはいつ導入すればよいか?

ヒートマップツールの導入時期ですが、通常のアクセス解析同様に恒常的に計測するのがベストです。

なぜなら、常に最新の状況をチェックできますし、欲しい時に情報を参照することができるためです。ただ、ヒートマップツールを使うとどうしても月額費用が掛かりますので、予算が限られる場合は、LPのブラッシュアップ前後に使うと良いでしょう。

ヒートマップツールはいつ導入すればよいか

新規でLPを作る時は、現状使っているLPをヒートマップで分析することが一番の参考材料となります。LPをブラッシュアップする際、一般的にはファーストビューや遷移ボタンを優先的に修正するケースが多いです。しかしそれは数字的に根拠がないだたの一般論であり、LPの課題とはそのLPごとに異なります。

ヒートマップを使用すれば、ファーストビューや遷移ボタンを数字的根拠を元にブラッシュアップすることができますし、今まで注力してこなかった新たな課題や、実はユーザーが注目していた良いコンテンツなど、新たな発見をすることができます。

つまり、課題や発見を視覚的に確認することができ、次にとるべきアクションが明確化されやすい点で、ヒートマップには利点があると言えるのです。

6. ヒートマップツール以外の方法はないか?

アクセス解析ツールを使っているだけでは、問題のあるページを限定できても、そのページの何が問題なのかを分析することはできません。そういった「実際のサイト上での行動(体験)」を分析するためにヒートマップは最適な手法です。

ただ「実際のサイト上での行動(体験)」を分析する方法は他にもあります。例えば、試験的にテスト用ユーザー数名にサイトを利用してもらうことでフィードバックを得る方法、実際に利用しているユーザーにユーザービリティについてアンケートをとる方法などです。

ヒートマップ以外の方法はないか

そういったことができるサービス、ツールはいくつかありますのでそれらを利用するのも1つの手です。ただ、段階としてはヒートマップを利用しても問題を把握することができなかった後に、検討する順序で遅くはないでしょう。

7. 最後に|効果分析と新しい取り組みのサイクルを回す

今回は「必見!ヒートマップツール主要機能3つ+有名サービス3選」と題して、ヒートマップツールについてお話しました。

冒頭でも述べた通り、予算があると肝心な効果分析はおろそかになりがちです。集客はよく穴の空いたバケツに例えられますが、いくら水をたくさん入れても、ECサイトやLPの遷移率が低いと必然的にCVRが低くなり、結果的にはバケツの水は全て漏れてしまいます。

そうならないためにも、恒常的な効果分析が必要となります。ヒートマップツールで効果分析をして、新しい取り組みの理由作りをする。そのサイクルを回すことで、さらなる効果改善が見込めるでしょう。

今回はヒートマップツールの機能やツールをご紹介しましたが、サイト改修やLPのブラッシュアップの際はぜひこの記事を参考にご検討いただければと思います。

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